今年度も昨年度に引き続き国による補助金制度「住宅省エネ2025キャンペーン」がスタートしています。
住宅リフォームに関する支援事業で、対象製品はリフォームにより省エネ性能が各省により
承認されている住居設備となり、申し込みは個人ではなくこの制度に登録した施工業者により行います。

株式会社大丸では
「子育てグリーン住宅支援事業（国土交通省）」
「先進的窓リノベ2025事業（環境省）」
「給湯省エネ2025事業（経済産業省）」
に事業者登録を致します。

この中で住宅設備(キッチン、お風呂、トイレなどのリフォーム)に関する補助金は「子育てグリーン住宅支援事業」となり、これは国によるCO2削減に対する制度で、「子育て」という名称になっていますが、お子様の有無にかかわらず、制度の適用条件を満たせば、全世帯が補助の対象となり補助金を受けて工事をすることができます。

【Sタイプ】　60万円(1戸当たりの補助金上限額)
【Aタイプ】　40万円(1戸当たりの補助金上限額)
※必須工事３種すべてを実施する場合、Sタイプに該当。
※必須工事３種のうち2種を実施する場合、Aタイプに該当。
※補助金の合計が5万円に満たない場合、申請はできません。
※「断熱改修(窓あるいはドア)」「断熱改修(外壁･屋根など)」「エコ住宅設備の設置」
この3種中2種以上の必須工事の実施が必要です。

例えば、キッチンリフォームを行った場合、
節湯水栓(必須工事)・掃除のしやすいレンジフード(任意工事)・自動調理対応コンロ(任意工事)・ビルトイン食器洗機(任意工事)が補助金の対象工事であり合計で5万円を超えますが、
この段階では、必須工事項目が1種で補助金申請の条件を満たさないので、「断熱改修(窓あるいはドア)」「断熱改修(外壁･屋根など)」からもう1つ必須工事が必要です。

ここに2つ目の必須工事として「断熱改修」より内窓の設置などをあわせて行います。

これで補助金合計5万円以上で必須工事2種となり補助金の対象となります。

トイレリフォームの場合、節水トイレ(必須工事)・手すり設置(任意工事)・段差解消(任意工事)が
補助金の対象工事ですが合計で5万円に届かず、申請条件を満たしません。

2つ目の必須工事として「断熱改修」より内窓の設置などをあわせて行うことで
補助金の合計金額があわせて5万円を超えます。

これで補助金合計5万円以上で必須工事2種となり補助金の対象となります。

なお、1つの設備工事に対して2つの補助金の対象になっている場合もありますが、重複して補助金を受けることはできません。

補助金の申請についても、どこの業者でも申請できるわけではなく、事前に事業者登録をしている業者を通してしか申請できません。また、予算がなくなり次第、終了となり申請ができなくなります。

注意点
①　対象となる工事　2024年11月22日以降に着工した工事
②　必須工事3種から2種以上の工事を行い任意工事の補助金との合計金額が5万円以上
③　1つの器具に対して2つの補助金を重複して申請することはできない
④　補助金を申請できるのは事前に登録した事業者のみ

「住宅省エネ2025キャンペーンについてもっと知りたい！」という方は大丸までお気軽にお問い合わせ下さい。